予備試験 勉強法

予備試験の勉強法

予備試験に合格した自分なりの攻略法

勉強全体の姿勢として、
1、予備校は上手に利用する。
2、使う教材は絞る。手を広げ過ぎない。
3、まずは短答合格レベルに到達する。
4、必ず毎年受験する。
これが大事だと感じました。

1、予備校は上手に利用する。

予備校の講座はたくさんありますが、取り過ぎても、消化不良になりますし、いたずらに日々のタスクを増やしてしまいます。また、講師の合う合わないもありますし、お試しで受講するにはお値段が高いです。とはいえ、予備試験を完全独学で合格するのは至難の業です。インプットのための基礎講座、苦手な科目にフォーカスして受講し、勉強効率を上げましょう。
現在、予備校のほとんどはオンライン講座に対応しており、利便性には大差はないと考えます。そのため、予備校選びで重要なのは純粋にテキストと講義の質になります。私自身いくつかの予備校の講座を利用した経験がありますが、資格スクエアの講座、テキストが最も試験向きであると感じました。特に、テキストは、勉強を始めてから論文試験本番の直前まで使えます。実際、私は論文の試験会場にテキストを持ち込み、直前まで読んで知識を確認してから論文試験に臨んでいました。

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2、使う教材は絞る。手を広げ過ぎない。

予備試験は出題範囲が広く、とても厄介です。基礎が大事とはよく言われますが、基礎に属する知識が広すぎます。そして、予備試験の論文式では、司法試験よりもマイナーな論点が出題される確率が高いです。そのため、網羅的な教材を選ぶことをお勧めします。

3、まずは短答合格レベルに到達する。

予備試験を初めて受験する方や短答式試験の合格経験がない方は、まず短答式試験の合格を目指しましょう。短答式の合格というのは、翌年以降の受験にとって大きなメリットがあります。短答式に合格すれば、その後、論文の勉強に専念した上で、論文式試験を経験できます。そして、論文の受験後から口述試験の対策をすることとなります。つまり、短答式に合格すれば、予備試験の全体の試験対策を行うことができるのです。これは、翌年以降の受験にとって大きなメリットです。そして、この勉強ローテーションにいち早く乗ることが重要であり、予備試験合格への近道です。
また、短答を一度合格すると、翌年以降はより小さな労力で短答に合格できる力が身についているはずです。その分より多くの時間を論文の勉強に回せることもメリットですね。

4、必ず毎年受験する。

社会人の方や主婦・主夫の方などは、中々勉強時間が取れず、「今年はあきらめて来年に向けて頑張ろうかな」と考えることもあるかと思います。受験だけは毎年継続しましょう。受験が一番の受験勉強になりますし、受験する限りチャンスはあります。

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