当記事は、PRを含みます。
1、論文式試験が終わったら…
なるべく早く口述試験の対策に取り掛かってください。
2、法律実務基礎民事の対策
民事の方が口述対策はしやすいので、
民事の方が対策しやすいというのは、
使用した教材を紹介していきます。
①完全講義 民事裁判実務[基礎編]─要件事実・事実認定・民事保全・執行─ (完全講義シリーズ)
②完全講義 法律実務基礎科目[民事]〔第2版〕─司法試験予備試験過去問 解説・参考答案─ (完全講義シリーズ)
要件事実はボリュームが多いですが、この2冊を確実にマスターしましょう。論文の実務基礎科目対策で用いていた人も多いとは思いますが、制度を上げておきましょう。
③司法試験予備試験 法律実務基礎科目ハンドブック1 民事実務基礎〔第5版〕
通称赤本です。①②にも民事執行保全、法曹倫理は載っていますが、こちらのほうが分かりやすかったので、要件事実以外はこちらをよく読んでいました。また、口述試験の再現集もあり、参考になります。
3、法律実務基礎刑事の対策
近年の法律実務基礎刑事の傾向として、
①基本刑法Ⅰ総論②基本刑法Ⅱ各論
刑法の範囲の対策はこれ一択です。私は論文合格発表後に基本刑法Ⅰ、Ⅱの存在を知り、すぐに買い、2週間必死で読み込みました。刑法の口述試験問題はここから出題されているのではないかと思えるほどの本です。また、近年の司法試験の論文試験は見解問題が出題されますが、その対策としても最適な本です。
③司法試験予備試験 法律実務基礎科目ハンドブック2 刑事実務基礎〔第5版〕
通称青本です。刑事手続きについてはこれを基本に詰めていきました。
④入門刑事手続法〔第9版〕
私は刑事の手続面に不安があったので、青本に載っていないところを手続きの流れとともにこちらで押さえていました。
刑事手続きが苦手でない方には不要かもしれません。